2002年9月2日(月) 晴れ
船の科学館へようこそ
生まれて初めて「船の科学館」に行きました。
本館は、随所にサブリミナルで「競艇」「自衛隊」の素晴らしさが散りばめられており、誰が何のためにつくったのかが、非常に良くわかる仕組みになっています。
それはそれとして、隣りの羊蹄丸の中にある、「昭和30年代の青森駅の様子を体感できる」というのがウリの「青函ワールド」はお薦めです。
最近、ナンジャタウンに代表されるような”再現スペースもの”が流行っていて、テプコ浅草館までもがリニューアルする始末ですが・・・
この「青函ワールド」のスゴイのは、フィギュアの表情のデフォルメぶり。
何でここまでリアルに作っておいて、あんな表情にしちゃうんでしょうかね?
めちゃめちゃカッコ良い笹川良一の胸像との好対照にもシビれます。
あと、ここでキャーキャー言いながら、写真を撮っているオカマ軍団にも驚きました。
おそらく、元競艇選手か海上自衛隊を、わけあって辞めた人たちの同窓会だと見ました。
2002年9月3日(火) 晴れ ちょっと うすぐもり
個人タクシーのポリシー
個人タクシーで、たまに限度を超した高級車を使っている人がいますが、あれはどういうつもりなんでしょうか?
会社タクシーの運転手さんからは、「道楽、道楽、売上よりも維持費の方が多いんだから。土地持ちが税金対策でやってたりするんだよ」と、辛らつな批判が飛び出しますが、実際のところはどうなんでしょう。
一日中車に乗ってなくちゃいけないんだから、せめて好きな車に乗りたいというのはわかりますが・・・
私だったら好きな車で、しかも自分の車にもかかわらず、提灯とかかたつむりのぼんぼりを載っけられたり、横っ腹に名前なんかを書かれることの方が耐えられないですけどね。
まあ、誰に迷惑をかけているわけではないと言ってしまえばそれまでですが、1回ボルボのタクシーに乗ったときに、運転手が珍しがられたがっているのが見え見えだったので、あえて最後まで車についてはふれなかったことがあります。
2002年9月4日(水) 晴れ
そもそも「癒し系」とは?
「癒し系」って、何となくみんな雰囲気はわかっているようなつもりでいますが、実際のところは怪しいものです。
「じゃあ、他の言葉で言い換えてみろ!」と突きつけられる(誰に?)と、つまってしまいますね。
この曖昧ぶりを逆手にとって、他人に「○○ちゃんって、癒し系だよね」と言わせて、「えーっ、全然そんなことないよ」と、心にもない否定をして、結果肯定させるという高等テクニックを使う計算高い女もいます。
これを「策士系」と呼びます。
あなたの周りにも、絶対に1人や2人いるはずです。
気をつけましょう。
私は大丈夫ですから。
2002年9月5日(木) くもり
爆笑エンスー
ベータ製造中止の記事で、お約束のコメントが載っていて笑ってしまった。
中古品店やオークションで、ベータの旧機種を買いあさっているという会社員で、曰く、
「ベータは赤の発色が自然なんですよね」
――まさしく”ベタ”なコメントでした。
2002年9月6日(金) 雨
おまけなのか雑誌なのか
今度は「ラピタ」にミニカーのおまけがついて880円で売っています。
ですが、どう考えても、単体では赤字なんじゃないでしょうか?
そうでなければ、毎号やるでしょうし。
子供向けの雑誌には、雑誌購入者だけの申込書が付いていて、切手と一緒に送れば限定フィギュアなどが買えるという仕組みがありますが、こっちの方が読者に対して誠実な感じがします。
スーパーやコンビニに並べるために、やむなく最低限のお菓子がついている「玩菓」は、売り手も書い手も、お菓子は”大義名分”だと割り切ってますが、雑誌は単体で勝負できるコンテンツではないのでしょうか?
かつて「ビックリマンチョコ」や「仮面ライダースナック」のシールやカードだけのぞいたお菓子の方が、手付かずでポイポイ捨てられて問題になったことがありましたが、こんなことにはならないんでしょうかね。
まあ、ラジオ局が聴取率週間に豪華プレゼントを用意するのも同じことで、結局は、作り手がコンテンツに対して自信がないのかもしれません。
目先のことだけを考えて、お得意さんをないがしろにすると、商売は絶対に立ち行かなくなります。
熱心な顧客の気持ちを離さないことが、これからの時代には絶対に必要です。
何の話なんでしょうかね、今日は(笑)。
2002年9月9日(月) 雨 のち くもり
死語の世界
街中で、ちょっと前の流行語をうれしそうに使っている人を見かけると、思わず体が硬くなります。
これを、我々医師の間では、「死語硬直」と呼びます。
グラッチェ!
先日JRのホームで、予定外のメンツとして飲み会に参加することになったらしいオヤジが、待ち合わせをしていたグループに向かって、
「どうも、おじゃま虫です」
と、言っているのが聞こえて、硬直しました。
この「おじゃま虫」のルーツが何だか思い出せなくて気になります。
エヘン虫だったらわかるのですが・・・
どなたかご存知の方、教えて下さい。
それでは、バイナラ!
2002年9月10日(火) くもり
メール心のない人
いまどきメール環境にない人と仕事をするのは不便なものですが、一番やっかいなのが、メールを使ってるんだか使ってないんだか良くわからない人。
メールアドレスを刷込んだ名刺を配ってるのに、「あんまりメールは見ないんですよね」とか、平気な顔で言うやつは、一体なんなんでしょうかね。
会社が勝手に振り当ててるだけで、自分は関係ないというつもりなのかもしれませんが、だったらいっそのこと、ホワイトで消しといて欲しいものです。
こういう輩に限って、コンピューターが苦手なのを、「メールの文字は無機質で心が伝わらない」とか「人と人とは目を見て話さないと駄目だ」とか、アナログ礼讃にすりかえるんですよ。
ちゃんちゃらオカピーです。
2002年9月11日(水) うすぐもり
メールの功罪
昨日の続きになりますが、意外なメールの「功」について。
最近、ごぶさたしている友人・知人から間違いメールが、立て続けに届きました。
たいていが「アドレス帳の隣りの人と間違えた・・・」という理由なのですが、なかなかどうして面白いものです。
間違い電話の場合は、知らない人にかかるか、知ってる人でもあやまってすぐ切るパターンですよね。
でも、メールの場合は、送った方が間違いに気がつくと、すぐさまお詫びメールと一緒に近況を教えてくれますし、受けた方が気がついた場合でも、間違いを教えつつ、やはり近況を教えてしまいます。
まあ、これがきっかけで、また旧交を温める・・・とまでは行かないのでしょうが、”季節はずれの年賀状”として楽しんでいます。
もっとも、気まずい相手だった場合は、どうなるのか知りません。
アドレス帳に残していた、残されていたことが不幸の始まりになるかもしれません。
――これは「罪」の方。
2002年9月12日(木) うすぐもり
英会話学校のネイティブ教師
浜松町で日本人と外人との会話を聞いて感動しました。
驚いたことに、この日本人は、中途半端な英語も、変なイントネーションもいっさいまじえずに、淡々と普通の日本語で話していました。
しかも、外人の方は日本語が良くわからないレベルだったので、なおさらビックリしました。
英語がしゃべれない人でも、むしろちゃんとしゃべれない人ほど、外人と話す時は絶対に、
「次の駅で乗り換えです。アーン、ネクストステーションで、チェインジね」
となると思っていたのですが・・
まあ、日本語をちゃんと覚えるためには、この方が良いのでしょうね。
そうなると、英会話学校の教師には、日本語がまったくわからない外人の方が向いているということでしょうか?
実際、乱立する英会話学校が、どうやって大量の教師を確保しているのかという謎が解けた気がします。
気のせいだといいのですが・・・
2002年9月13日(金) くもり
真の嗜好品
かつて履歴書には、「嗜好品」を記入する欄がありました。
これは、いったい何のためのものだったのでしょうか?
こんなことで判断されても困るし、こんなことで判断する会社なんかだったら、こっちから願い下げだし・・・
今回はタイトルそのものがオチなので、ここいらへんで勘弁してください。