2003年2月3日(月) 晴れ

いまどきのテレフォンアポインター

バブルの時代から今日に至るまで、「お得なご相談があります」という売り込みの電話はひきもきりません。
でも、違って来てるなぁと思うのは、テレフォンアポインターの質です。
もともと信用するつもりはなく、その話術の妙を楽しんでいたのが、最近のヤツはまったくもってそんな気にもなれません。
いきなり冒頭からガツンとやってくれるのが、名前の漢字が読めないヤツ。
そのぐらい、ちょっと調べればわかるだろうと思うのですが・・・

「エツチさんをお願いします」→越知
「チカエイさまはいらっしゃいますか?」→近衛
「お世話になります。ドカタさんでいらっしゃいますか?」→土方

こうなると、こちらとしても「そういうものは、おりません」と、返すしかありません。
「チカエイ」のヤツのすごいのは、15分後にまたかけて来て、

「キンベイさまはこちらでしょうか?」

と、平気でのたまったことです。
こうなってくると、「鈴木さんはいらっしゃいますか?」と言われると、「レイボクですね。少々お待ちください」とか、「佐藤さんはおいでですか?」に対して、「スケフジは2人おりますが・・・」とか返したくなりますね。


2003年2月4日(火) くもり

食券濫用

うちの会社の食堂では、レジで代金を支払うと、食券としてレシートを2枚(正と複写)渡してくれ、その複写の方をテーブルでウェイトレスに渡す仕組みです。
ところが、信じられないことに、毎日ここで食事をしているのにもかかわらず、毎回必ず2枚とも渡す人とか、1枚目の正の方を渡す人がいます。
○○な人ではないと思うので、つまりは、そんなことはどうでもいいと思っているのでしょうね。
この人は、キーホルダーにそっくりの鍵が2本あって、いつも差してから「違う方だ!」と気がつくんだけど、絶対にテプラを貼らないとか、いつまでたっても「やまうち」さんが、本当は「やまのうち」さんだということに気がつかないんでしょうね。
絶対B型だ!


2003年2月5日(水) 小雪がパラパラ のち くもり

長い伝言

席にいない人あてにかかって来た電話をとってしまって、伝言をメモする場合があります。
最近は、携帯電話とかメールのおかげで長い伝言は少なくなりましたが、相変わらず長ーい伝言が好きな人がいて閉口されます。
一方的に伝えて終わるものならまだしも、当人と直接話すべき案件を、ダラダラと第三者に伝えても意味がないと思わないのでしょうかね?
2〜3分しゃべったあと、「ということを相談したいと伝えて下さい」って、あんた、もう1回直接同じ話をするんだったら、本人をつかまえてからにしろよ!と言いたくなります。
この前も、電波の悪いところから携帯電話でかけてきて、延々と伝言を並べられたので、「雑音が激しくて聞こえません」と言ったら、10分後に本人が登場しました。
こっちに向かってる最中だったら、なおさら伝言の意味がないだろうが!
あきれてモノがイエメン・アラブ共和国。


2003年2月6日(木) 晴れ

北朝鮮の映像

最近、北朝鮮のプロパガンダ用の映像が、結構テレビで流れます。
これまでも、各局で入手はしてたけど、使いあぐねちゃっていたものが、一気に流出している感じですね。
しかし、北朝鮮サイドはこの状況を良しとしているのでしょうか?
どう考えても、投稿ビデオとか、NGシーン集と同じく「面白映像」的な使い方ばかりで、本来の意図とはまったく異なっています。
もしかしたら、ブームにのってパッケージにして売って、外貨獲得を目指すのかもしれないと思うと・・・あなどれませんね。


2003年2月10日(月) くもり

一億円市場ですか?

「一億円と言われる捨て本市場」って、この数字の根拠はどこにあるんでしょうか?
どうやったって調べようがないと思うのですが・・・
で、この捨て本業者のスゴイ知恵をご紹介します。
売れ残った雑誌は持ち帰らずに、何と表紙を破いて全部捨てて行くのです。
これでは別の業者が手に入れても売りようがないという、なるほどシンプルかつ効果的なアイデアでした。
この捨て本ブームについて、出版社も誰にどうクレームをつけていいか辛いところでしょうが、これを逆手にとって「読み終わった雑誌は表紙を破きましょうキャンペーン」とかやってみたらどうですかね?


2003年2月12日(水) くもり

呼び込みのテクニック

昨日笑ってしまったのが、秋葉原駅前の献血の呼び込み。
「旦那さん、どうですか?」
どうって言われてもねぇ・・・


2003年2月13日(木) うすぐもり

説教タクシー

最近、あまりタクシーに乗る機会がなかったのですが、久しぶりにやられました。説教タクシー。
いきなり「昨日の北朝鮮のドキュメンタリー番組を観たか?」とふられ、子供の境遇の酷さに腹が立ったけど、何とかならないのかと怒られました。
そうなると、どんなに話題を変えようとしても、生返事をしていてもまったく効果がなく、最後は、
「若い人が変えていかなくちゃだめだ!」
と、締められました。
これまで一番衝撃的だった説教タクシーが、お通夜の帰りに乗ったやつで、喪服を見た運転手から「お通夜のお帰りですか?」と水を向けられ、「97歳で大往生だった」と答えたところから、さあ大変です。
「大往生というのは年齢ではなく、その方がどう生きたかの証しなんです」
「その方の生き様がお通夜の雰囲気に現れるのです」
――おかしいとは思ったんだ。車内に「蜘蛛の糸」の朗読カセットが流れてたしね。
こういうのは、タクシー近代化センターとしては、どうなんでしょうか?
まあ、どうって言われても困るでしょうけどねぇ・・・


2003年2月14日(金) 晴れ

バレンタインデーキッス

国生さゆりのバレンタインデーキッスは、歌い出しが「明日は特別スペシャルデー・・・」なので、2月13日に良くかかります。
だからといってわざわざかける曲でもないし、でもこれに代わるものがないので、なんだかんだで毎年かかるという不思議な運命の曲です。
国生さゆりも毎年2月の印税の明細見て苦笑いしてると思いますけど。
ちなみに歌詞は全部「バレンタインデーキッス」ですが、正式タイトルは「バレンタインキッス」ってところが、いまだに謎です。
しかし、結婚式の定番ソングは、「てんとう虫のサンバ」「部屋とワイシャツと私」「乾杯」「CAN YOU CELEBLATE」と時代ごとに移りかわるのに比べると、おそろしく息の長い作品ですね。
しかも、いま気がついたのですが、歌ってる顔ぶれが、あんまりおめでたくなかったりしませんか?

 

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