北欧フォトギャラリー フィンランド編
ヘルシンキ市内にあるNOKIAの携帯電話の広告。
街頭広告が非常に少ない街で、しかも夜は非常に暗くなることもあって、目立ちます。
フィンランドの通信会社ソネラのサーリコスキ副社長と、日本人スタッフのミナコ・ラクソさん。
”サーリコスキ”を日本語に直訳すると「滝柴」さんになるらしい。
”コミュニケーター”と呼ばれるエリクソンの携帯端末。
サービス開始当初のiモード程度の機能しかなく、一部のビジネスユーザーしか使っていない。(2001年2月時点)
これはサーリコスキ副社長のもの。
ソネラ社の社員食堂の食券販売機。
携帯電話で決済が出来ます。
さすが!
ヘルシンキ市内にあるソネラ社のショールーム。
北欧デザインのセンスの良いオリジナルグッズなども販売している。
ソネラ社のショールームにあるペプシの自動販売機。
もちろん携帯電話で決済できるのだが、上のほうに貼ってある紙には「故障中」とある。
ヘルシンキ市内には、携帯電話で食券が買えるカフェテリアがある。
ここの紙にも「故障中」の文字が・・・。
店の奥はインターネットカフェのコーナーになっている。
ヘルシンキ市内の携帯電話ショップ。
フィンランドでは、携帯電話機と通信会社は別々に選べるために”安売り端末”はなく、最低でも2〜3万円はする。
ちなみに、携帯ストラップは付けるところがないので、商品そのものが存在しない。
ヘルシンキ中央駅脇の広場にある「dna」という、携帯電話ショップの幟広告。
「天と地と」ではない。
つい、「日本なら駐車場が作れるスペースなのに・・・」と思ってしまう。
ヘルシンキの地下鉄車内。
地下鉄とは言え、ちょこちょこ地上に顔を出しながら、あっという間に郊外電車になる。
座席はホームにあるベンチのようなプラスチック製で、壁の木目調のプリントは、昔の千代田線を彷彿させる。
ヘルシンキ市内の郵便博物館の一角にある、無料インターネットコーナー。
高校生らしき2人がパソコンに向かっていたが、近づいたらそわそわして逃げた。
どうやらエッチなページを見ていたらしい。
こういったところは、万国共通。
タンペレ工科大学の研究施設には、必ずNOKIAなどのIT企業の施設が隣接している。
フィンランドでは、学校と企業とは、当然のように協力し合う関係なのだ。
資金ぐりに苦しむと、先輩をたよって寄付をつのるという日本の大学に比べると、何とドライなことか。
タンペレ工科大学デジタルメディア研究室のエスコラ教授。
タンペレ市のIT化を促進させる「eタンペレ」というプロジェクトの中心人物。
キシリトールガムのCMに出ているフィンランド人の教授にそっくり。
まあ、フィンランド人の教授だからなんだけど・・・
ソネラのところで紹介したコミュニケーターのNOKIA版である。
全体にエリクソンの端末はスマート、NOKIAの端末は質実剛健なデザイン。
このNOKIA版コミュニケーターの開発者であり、”コミュニケーターの父”と呼ばれるプリンノックス社のパージャネン社長。
パソコンが立ち上がるまでの時間が長く感じるのと、アプリケーションを開いたり切り替えたりするのが面倒で開発したそうである。
「ピンクパンサー」のクルーゾー警部の上司に似ている。
タンペレ工科大の学食に列をつくる大学生たち。
みんなカッコいい。
というより、カッコ悪いのがいない。
ヘルシンキとタンペレを結ぶ特急の車内。
中央に見えるクリーム色のボックスが、携帯電話用のアンテナ。
客室内での通話が禁止されていないので、みんな思い思いに電話で話していた。
となりのグリーンのポスターも、携帯電話の広告。
ラップランドのロバニエミ駅に到着した寝台列車。
気温はマイナス20度。
ヘルシンキから乗ったのだが、列車内で携帯電話を取り出す度に、エリアによって通信会社がくるくる変わるのが面白かった。
フィンランドラジオ局協会のヒルボ氏。
フィンランドのメディアのおけるラジオ広告費は3%。(2001年2月時点)
新聞を毎日読む人が85%、テレビは20%、ラジオは3.5%、NO.1ラジオ局は「SUOMI」の愛称で270万人のリスナーに親しまれている、ラジオフィンランドである。
ヘルシンキ大学社会学部のキャンパス。
成城学園や明治あたりの校舎にそっくりである。
街中に校舎が点在しているので、目的地にたどり着くのが一苦労。
ヘルシンキ大学社会学部のマエンパー教授。
携帯電話が社会にどんな影響を与えるかを研究する「モバイル社会学」という授業を受け持っている。
携帯電話で何でもできるようになれば、家に居なくてはいけない場面がどんどん少なくなり、住宅事情が変わってくる=狭くても快適でなくてもかまわなくなる、という説には納得させられた。
ヘルシンキ大学のコンピュータールーム。
自宅にパソコンを持つ学生はほとんどいないので、大学のコンピュータールームは常に満員。
ネットサーフィンで遊んでいる輩こそいないものの、2、3割はウェブメールの画面だった。
こちらもヘルシンキ大学のコンピュータールームだが、マッキントッシュの部屋である。
ウィンドウズに比べると、パソコンも利用者も、圧倒的に数は少ない。
あとはUNIXの部屋もあったが、本家のリナックスの部屋はなかった。
フィンランドの民放局では、最も人気がある「MTV3」。
ちょうど取材した時に、国営放送局「YLE」がストライキに入るというニュースが跳び込んできて、大騒ぎになっていた。
ストライキ中はBGMとともに、静止画のロゴの上を「ただいまストライキ中です・・・」というテロップが流れるだけというシンプルなもの。
「MTV3」マルチメディア局編集長のパージャンパロ氏。
1つのクルーが取材したニュースを、テレビ用、ラジオ用、ホームページ用、文字放送用、WAP用(携帯電話での文字ニュースサービス)と、メディアに合わせて加工するそうである。
藤村有弘似!
ヘルシンキの中心にある「シパラシ」というマルチファンクションビルには「MTV3」のサテライトスタジオがあり、公開放送を行っている。
フィンランド版アルタビルといったところか?
この「ラシパラシ」の1Fにある、携帯電話ショップのショーウィンドウ。
となりは国営放送局「YLE」の番組グッズショップ。
2Fには、コンピュータースクールがあった。
フィンランドとスウェーデンを結ぶ大型フェリー「シリアライン」。
レストラン、クラブ、免税ショップ、スライダー付きの室内プール、サウナ、美容院などの施設があり、アーケードの中央ではサーカスが上演されていた。
まさに、動くホテル。