北欧フォトギャラリー スウェーデン編

 

 

 

スウェーデンの国営ラジオ局「スウェーデンラジオ」。

7つのチャンネルを持ち、96年からはDAB(デジタルラジオ放送)も手がけている。

 

 

 

 

 

 

「スウェーデンラジオ」のサイト。

番組スタッフが手分けしてページを作っているそうだが、なかなかカッコいい。

これも北欧デザインか!?

 

 

 

 

 

「スウェーデンラジオ」のニュース編集システム。

AP通信から送られてくるニュースを画面上で加工すると、そのままニュースサイトに反映される。

 

 

 

 

 

 

デジタルラジオ=DABの画面。

デジタルラジオはパソコンで音声を聴き、データを見ることができる。

ただしインターネットの急速な普及でユーザーは伸び悩んでおり、2001年2月の時点で1万人から1万5千人とのこと。

 

 

 

 

エリクソン社。

取材の前月(2001年1月)に、携帯電話の製造から撤退する発表があった。

 

 

 

 

 

 

エリクソンス社とエレクトロラックス社が共同で開発している未来の住宅「スマートホーム」の寝室。

エレクトロラックス社の家電製品は、最近になって日本でも買えるようになったが、当時は誰も知らなかった。

福祉の国らしく、一人暮らしの高齢者・身体障害者の部屋を想定してある。

 

 

 

 

中央にあるパソコンが、「スマートホーム」の寝室にある、日本語に直すと「おやすみなさいマシン」。

睡眠時にセットすると、付けっぱなしの電気製品を教えてくれたり、セキュリティー装置が働くようになる。

 

 

 

 

 

「スマートホーム」の寝室にあるベッド。

人感センサーで、起き上がると足元のライトが点灯する。

 

 

 

 

 

 

エリクソンの携帯電話とブルートゥースのヘッドセット。

左が電話につけるアダプターで、その右にあるのがイヤホーンとマイクが一体になったもの。

2000年の9月に発売された、エリクソンとしてのブルートゥース第1号機だそうだが、ほとんど売れていないとか。

電器店で見たら日本円で6〜7万円だった。当たり前だ!

 

 

 

ストックホルム市内にあるショッピングセンターの一角でも、無料でインターネットが楽しめるサービスを行っている。

これはプロバイダーのプロモーション用らしいが、日本のような説明スタッフなどおらず、「勝手に置いてあるので、勝手にどうぞ」という感じ。

 

 

 

 

 

ストックホルム「スウェーデンセンター」の地下にある、インターネットカフェの店内。

客は10代後半から20代前半が中心で、半数以上がホットメールでメールのやり取りをしている様子だった。

 

 

 

 

 

ストックホルム市内にある携帯ショップのディスプレイ。

デモ機はなく、すべて本物で、日本製の電話も、国内では見たことのない輸出専用品である。

 

 

 

 

 

 

ストックホルム中央駅の情報コーナー「IT-st@tion」。

インターネットで目的地の情報を検索したり、チケットの予約ができる。

 

 

 

 

 

 

市と大学と企業とが手を結び、IT化を積極的に推進しているカールスクローナ市の庁舎。

 

 

 

 

 

 

 

そのカールスクローナ市のプロジェクトの1つである「アリアンセン」のポスター。

特定の地域のためにウェブサイトをつくり、そこの住民に運営させ、得られたノウハウを次のプロジェクトに生かすという方法でIT化が自然に広まっていく。

 

 

 

 

 

アリアンセンのプロジェクトリーダー・ヨハンソン氏。

取材時(2001年2月)には、「すべてがこの1枚で事足りる」というICカードを、市民全員に発行するプロジェクトがスタートしたところであった。

後ろに無造作に置かれた絵画や家具などが、何ともカッコいい。

 

 

 

 

 

カールスクローナ市のプロジェクト「テレコムシティ」広報担当のマリアンヌ・ヨエルソンさん。

かつて、市の主な産業は海軍の造船だったが、1990年に大きな方向転換に踏み切り、わずか10年でスウェーデン屈指のITシティとなった。

 

 

 

 

 

「テレコムシティ」の一角を担うブレーキンゲ工科大学。

スウェーデンで初めて設立したというソフトウェアエンジニアリング学科は、最も権威がある。

 

 

 

 

 

 

大杉漣に似ている、ブレーキンゲ工科大学副学長・オストフォオルム氏。

この学校の目的は「生徒の研究を企業に知ってもらい、企業と協力すること」だと言う。

2000年10月には企業との共同プロジェクトが250ぐらいあったそうである。

 

 

 

 

カールスクローナ市にあるウェブデザインの学校「ハイパーアイランド」のプロジェクトマネージャー・ショーグレン氏。

8〜9倍の難関を突破した生徒たちは、卒業後には98%がウェブデザイナーになる。

 

 

 

 

 

 

「ハイパーアイランド」の自習室。

校舎は元が監獄だったために、個室には事欠かない。

運営費の2/3は国庫から、残りの1/3は生徒が見つけたスポンサーによってまかなわれている。

 

 

 

 

 

 

カールスクローナ市の携帯ショップ。

宝飾品かと見まごう陳列だが、実際に最新機種は7〜8万円もする高価なものだ。

 

 

 

 

 

 

 

ストックホルム市の中心から少しはずれたところにある通信博物館にも、無料インターネットコーナーがある。

壁に飾られているのは、各種テレフォンカード。

 

 

 

 

 

 

 

ストックホルム市内の携帯・電器ショップ。

ここにはプレイステーション、NINTENDO、ドリームキャスト(ちょうどセガがハードから撤退するニュースが流れた直後だった)といった日本のゲーム機とソフトが大量に並べられていた。

NOKIAの携帯電話が1,599クローネ(約21,000円)という広告が見える。

 

 

 

 

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